フォシーガは血糖値を下げるSGLT2阻害薬で、糖尿病の治療薬として研究・開発された医薬品ですが、体重減少の効果がありダイエット薬として注目されています。フォシーガで果たして痩せるのか、その効果や注意点について解説します。
フォシーガの効果
フォシーガとは体内の血糖値を下げるSGLT2阻害薬の一種で、尿から糖の排泄を促すことで血糖値を下げる効果があります。
SGLT2阻害薬は他にスーグラやジャディアンスなどがありますが、フォシーガは適応範囲が広く、2型糖尿病だけでなく、1型糖尿病、慢性心不全、慢性腎不全などに適応があります。
血中の余分な糖を排泄することで心臓や腎臓への負担を軽減する作用があります。糖尿病などの保険適応となる病気に対して効果を発揮するフォシーガですが、体重減少に関する複数の報告があり、自由診療でダイエット薬として注目されるようになっています。
食事で摂取した余分な糖分を尿として排泄するので、食事量が変わらなくても、腎臓から吸収される糖の量が減ることで糖質制限に近い効果が期待できます。
そのため激しい運動や過度な食事制限を行わなくてもダイエット効果が期待できます。
フォシーガの内服による糖の排出量は1日あたり約200〜500kcalといわれており、1か月の内服継続で1〜2kgの体重減少効果が期待できますが、内服を中断するとリバウンドの可能性があるため注意が必要です。