サクセンダの副作用について

サクセンダは、治療開始や投与量を増やしたタイミング、また3日以上の投与を忘れた次の注射時に起こりやすい傾向にあります。

 

使用中によく見られる副作用として、以下のような症状があげられています。

 

・吐き気、下痢、便秘、嘔吐
・注射部位の反応(紅斑、発疹、内出血、かゆみ、痛みなど)
・低血糖、頭痛、倦怠感、めまい、腹痛
・血中の酵素(リパーゼ)レベルの変化

 

特に吐き気と下痢は報告される頻度が高く、吐き気については使用した約2人に1人は経験する副作用となっています。

 

サクセンダは日本では未承認薬のため、副作用に関する国内データは多くはありません。

 

重篤な副作用

サクセンダは、以下のような重篤な副作用を引き起こす可能性があります。

膵炎

嘔吐の有無に関わらず、腹部の激しい痛みが消えないことや、腹部から背中にかけて痛みを感じることがあれば膵炎の疑いがあります。

 

胆のう

腹部の痛み、発熱、黄疸(皮膚や目の黄変)、粘土色の便などがみられると、胆のう炎や胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸といった胆のう疾患の疑いがあります。

 

低血糖のリスク増加

SU薬(スルホニルウレア剤)やインスリンなど、2型糖尿病治療薬とサクセンダを併用すると低血糖のリスクが増加します。

 

心拍数の増加

安静時に心拍数が増加することがあり、胸の高鳴りやドキドキを感じ、そうした症状が数分間続く場合には医師にご相談ください。

 

腎不全

最も一般的な副作用である、吐き気や嘔吐、下痢により脱水症を起こし、そこから腎不全を起こす可能性があります。
水分をたくさん摂取すれば脱水症のリスクは減りますが、症状が長引くようであれば注意が必要です。

 

重いアレルギー反応

顔や唇、舌、喉の腫れ、呼吸困難、薬疹、重度の皮膚反応など、重大なアレルギー反応の兆候が見られた場合は、直ちに医療機関に受診してください。

 

うつ病や自殺念慮

精神的な変化の中でも、特に気分、行動、思考、感情の突然の変化には注意が必要です。
新たな精神的な変化や悪化、または不安を感じるようであれば医師にご相談ください。

 

サクセンダの副作用として一般的な胃腸症状が、より重い症状に発展する前兆となることがあります。

 

またメンタルヘルスに不調が出ることもあるので、心身に異常を感じる際は使用を中止して医師の診察を受けることが大切です。

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