サクセンダとは
サクセンダは、肥満症を改善するための食事療法や運動療法をサポートする形で用いる薬です。
もともと2型糖尿病患者の血糖コントロールを目的に開発されましたが、副次的に体重減少効果が確認され、2014年にアメリカで肥満症治療の適応が認められました。
これに続いて、ヨーロッパや韓国なども肥満症の治療薬としてサクセンダを承認していますが、日本では未承認薬となっています。
サクセンダのダイエット効果
食欲抑制
⇒標準的な食事量でも満足感を得やすくなる
胃内容物の排出遅延
⇒食べたものが胃に長く残って満腹感を持続させる
血糖値コントロール
⇒インスリンの過剰分泌を抑制して脂肪の蓄積を防ぐ
こうしたアプローチにより、体重減少やウエストのサイズダウンといったダイエット効果が期待できます。
実際に海外で行われた研究データがあるので、以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
サクセンダの体重減少効果
サクセンダのダイエット効果により、3,731人を対象にした1年間(56週)の研究で85%に体重減少が認められています。
対象者はBMI30以上、または肥満に関連する併存疾患(例:高血圧、脂質異常症、2型糖尿病)を1つ以上有するBMI27以上の成人です。
重要な点として、この研究に2型糖尿病患者は含まれていません。
サクセンダによる体重減少率
- 体重が5%減少した人:62.3%
- 体重が10%減少した人:33.9%
- 体重が20%減少した人:〜6%
対象者には、平均して21ポンド(約9.5kg)の体重減少が見られました。
また対象者すべてが、日に約500kcal減らした食事制限と、活動量を増やすといったライフスタイルの改善プログラムを受けています。